【体験談】モリヤマ ケンシンさん

私が留学したトロイ大学はアメリカ南部アラバマ州に位置しており温暖なところでした。8月から 5 月までいたのですが冬の期間は一か月ほどで終わり 1 月や 2 月でも半そで短パンでも過ごせるほど過ごしやすい気候でした。

立地についてはどこに行くにも何か買うにも遊びに行くにも車が必要です。公共交通機関は発達してなく、慣れるのに少し時間がかかりました。もし週末に何かしたいのであれば友人を作ってパーティをするか車でドライブをする事か、勉強をすることしかありません。またこれは反対に友人と関わる時間が多くなり英会話能力の向上やお金を使わなくていいといったいい面もあります。こういった面で私は留学生にとってはいい場所なのではないかと感じました。

また日本人に関してトロイ大学は日本のいくつかの大学と提携をしているため私が在学時には 7 名の日本人留学生がおりました。留学前に日本人はいなくていいというのが当初の私の気持ちでしたが友人関係を広めたり深めたりするといった意味では大切な存在だったなと感じます。

トロイ大学の授業で私は ESL のプログラムで最初のレベルは６段階中の２でした。正直もう少し英語能力はあるほうかなと当初は思っていましたが実際に授業を受けたところ基礎の基礎から理解していない部分が多くレベル２からスタートしたことは留学生活を通してよかったなと感じました。1 クラスの人数はその時期にもよると思いますがレベル 4、5、6、には 4-5 人ほどおりそれ以降は 2から3人ほどです。人がいなければ先生とマンツーマンの授業を受けることができます。

ESL の先生方は英語を意欲的に学ぼうとする生徒に対してはしっかりと対応してくれます。私はテスト後にテストのわからないところをわかるまで教えていただきました。また ESL のディレクターさんや秘書の方は大学のわからないことに関して親身になってサポートしてくださいました。

トロイ大学で差別は全く感じませんでした。先生方はもちろんのこと友人含めトロイの人々はとてもやさしい方々ばかりというのはとてもよく感じました。トロイ大学のおすすめポイントとしては多くのイベントやサークルがあるので友人をすぐ作ることができます。イベントはほぼ毎週何かしら計画されているのでそこで新しい友人を作ったりとにかく留学生のためにいろいろ企画されています。またほかにも私はバドミントンサークルに入っていたのですがそこでも大会があったりしました。

留学生活を通して楽しかった点は留学前に多くのインターナショナルな友人を作りたいと考えていたので実際に留学を通じて多くのインターナショナルの友人を作ることができそこでお互いの文化や歴史について英語で話せたことが私はとても楽しかったし、いい経験だったと思います。

また、ニューヨークや DC、フロリダのパナマシティビーチに行けたことに関しても前者の二つに関してはずっと行きたかった場所ではあったので実際に行けたことはとても嬉しかったです。行った人にしかわからないそこの場所の雰囲気や気持ちはすごいものでした。苦労した点は食べ物です。毎日似たような食べ物ですごく飽きます。食べ物に関してはピザやハンバーガーやサラダやスイーツなど多くありますが後半に私はサラダばかり食べていました。トロイ大学の留学生ですが、特に今は中国人やインド人が多くいるのであらかじめ知っておくのも重要だと思います。

ハウジングについて私は ESL の教室がある Pace Hall という寮に住んでいましたので教室に行くのに一分も要しませんでした。ほかにも寮はいくつかありますが朝が苦手なひとや、歩くのが嫌いな人にとってはおすすめです。その寮ですが一人部屋、二人部屋、二人部屋プラス二人部屋の三タイプがあります。

寮は古いですが住む人によって部屋のきれいさはどうにでもなります。ルームメイトにも当たりはずれがあり、私は前期に本来は中国の方とシェアする予定だったのですが早期に彼が別の部屋へ移動してしまったため二人部屋プラス二人部屋に一人で住むことになりました。正直、誰かと住むことで日常に英語を話す機会が増えるのでルームメイトは重要だなと感じました。

最後に新井さん、そして IESS の方々へ。
留学のサポートを急ピッチでしてくださり本当にありがとうございました。昔からの留学という夢が叶ったことも留学先で多くの経験ができたことも多くのインターナショナルな友人ができたこともすべて新井さんや IESS の方々のおかげです。本当にありがとうございました。この経験を無駄にせず今後の将来や人生に生かしていきたいと思います。