【体験談】ヤマダ タイヨウさん

アメリカに留学しアメフトをプレーすることを小さい頃から夢見ていた僕にとって、West palm beach というエリアはまさに最適な場所でした。

暖かい太陽の下、屈強な部員達がシャツを脱ぎ汗水流し練習する、夢に描いていた通りの場所でした。週末には友達と近所のビーチに行き、肌は真っ黒に焼け、砂まみれになりながら帰宅していました。
キングスアカデミーはとても留学生に優しい学校です。学校には留学生用のオフィスがあり、何か困ったことがあればそこに行けば大抵のことは解決できます。そしてそこにいる方々も良い人ばかりでアットホームな空間でした。

しかし全てが上手くいったかと言われたら全くそうではありません。学校初日、1限目のクラスがどこにあるかなど全く分からない状況での登校。ホストブラザーにクラスに連れて行ってもらい何とか教室に入るも周りにいる人達は既にみんな友達同士で物怖じしてしまったことを覚えています。

練習でもコーチやチームメイトとの英語でのコミュニケーションは思ったように上手くいかず、自分の英語力の低さにショックを受けました。そんな時に友達を作るきっかけになったのはアメフトでした。アメフトというチームスポーツを通して毎日同じメンバーと共に時間を過ごすことで絆が深まり、気がつけば周りにはたくさんの仲間がいました。英語が周りの人達と同じレベルで話すことが出来なくてもスポーツを通して仲良くなれます。また2年目の最終学年の年には、各国からの留学生がたくさん入ってきたこともあり、たくさんの留学生の仲間も出来ました。色々な文化や価値観を肌で感じることができ、とても貴重な経験をしたと思います。

この留学を通して学んだことは計り知れません。その中でも1番重要だと思うこと、それは挑戦することの大切さです。よく聞くセリフのような気もしますが、結局これが1番大事だなと思います。
この留学でアメリカ、また各国からの人々を見て、アメリカや他の国々の良さに気づくことが出来ました。それと同時に日本がどれだけ良い国かということも再認識出来ました。

このような経験は決して自分一人では実現できませんでした。夢の実現を叶えてくれた親には本当に感謝しています。