【体験談】カスガ リク さん

アメフトの本場アメリカで挑戦！

僕は、2016 年の夏、語学を学ぶためにサンディエゴにある語学学校に通った後、ミズーリ州セントルイスにある、Chaminade college preparatory school （シャミネード）という男子校の私立高校に入学しました。

僕がこの学校を選んだ理由は、アメリカの高校でアメリカンフットボールをしたく、その時に紹介されたのがこのシャミネードだったからです。

シャミナードには中学校と合わせて全校生徒約、830 人が通っており、そのうち高校生は約 560 人です。留学生は 50 人から 60 人程です。留学生は、中国、韓国、メキシコ、スウェーデン、スペインその他様々な国から来ています。

留学生はキャンパス内にある寮で生活します。寮では平日必ずスタディホールと言う勉強時間が放課後、二回設けられていて、合計で二時間半自習時間があります。その時間に宿題を終わらせたり、クイズやテスト勉強をします。

スタディホールの時間以外は基本的に自由時間ですが部活に所属すると、放課後は部活の時間になります。週末はショッピングモールや、テーマパーク、映画、野球の試合やアイスホッケーの試合などのアクティビティに自由に参加出来ます。寮では様々な国からの留学生がいるので、とても賑やかです。

学校生活では、アメリカ人生徒はとても気さくで、留学生にも気軽に接してくれます。また、先生方や働くスタッフの方々もとても優しくて面白い方が多いので、とても過ごしやすいです。そして、シャミネードはスポーツの強豪校として知られており、ほとんどの生徒がクラブ活動に参加しています。

また、周りにはたくさんのライバル校があり、そことの試合はとても盛り上がります。アメリカのスポーツはシーズンごとに種目が決められており、僕は秋にアメリカンフットボール、冬にレスリング、春にラグビーに参加しました。とても充実した一年が過ごせました。

勉強面に関しては、生徒一人一人にラップトップが配られ、宿題やクイズ、テストなどこのラップトップを使って行います。全ての授業ではないですが、ほとんどの授業でラップトップを使います。そして、留学生のためのオリエンテーションが一週目にあり、そこで学校のシステムやルール、授業の仕組みの説明があります。その時に何種目かのテストを受け、その結果を元にクラスを決めます。

また、一年目には、ESL（English is Second Language)と呼ばれる留学生向けのプログラムがあり、英語、宗教、歴史をこのESL を使って勉強することが出来ます。なので、最初は英語に自信がなくてもゆっくり授業を受けることが出来ます。

また選択授業もあるので自分のやりたい授業をとることも可能です。僕は写真加工の授業と、ウェブページデザインの授業を選び、写真の加工の仕方やウェブページのデザインの方法を学ぶことができました。また、ライフセービングの授業もあり、全ての授業を受け終わったあとにライフセーバーとしての資格をとることが出来ます。

日本では学べない経験をたくさんできたとても充実した一年でした。来年も新しいことに挑戦していきたいです。