ココモ高校視察レポート
2016年 3 月下旬
インディアナ州の州都ミネアポリスより車で 1 時間半程北に走ると人口 5 万人ほどの小さな街、ココモ市があります。 今回は、全生徒 2,000 人の公立高校ココモ高校の視察にやってきました。今回の視察は、学校見学と市内見学、留学生用のアカデミックカウンセラーやアドバイザーとのミーティング、寮の見学そして放課後のクラブ活動の見学が目的です。
ココモ高校は IB 教育を提供している高校で教育レベルは高く大学進学に力を入れている高校です。学内にはキャリアセンターもあり、歯医者やヘアサロンなど手に職を付けるための特別クラスも提供しているとてもユニークな学校です。
クラスコースは 200 近くあり様々なクラスを選択できます。
視察中に、現在留学中の日本人留学生とも会える機会を設けてくれました。
ココモ高校の生徒はみなフレンドリーでよく話しかけてくれるそうです。日々の生活やクラブ活動についてなど実際に通っている生徒から直接話を聞くことができました。
公立高校となるとどのような、生徒が通っているのか、教育レベルはどうなのか、色々と気になると思いますが、教育レベルは高く、 前述のように IB 教育採用しているほか、理系にも強い高校で STEM（Science Technology Engineer Math）コースがあります。全米ロボットコンテストでは、上位に毎年上がる常連校です。 学生たちもフレンドリーな学生が多く留学先としていい環境だと感じました。
ココモ高校はグローバル化を進める校内には様々な国のフラッグが吊るされています。留学生は年間 40 名ほど在籍しており、1 年間のみの留学生や高校卒業目指して留学している 2 年コースの留学生もいます。
スポーツはバスケットボールが昔から有名で特に女子バスケットボール部が強豪として知られています。4,000 席ある観客席には、ホームゲームは、ココモ市民も多く駆けつける一大イベントだそうです。そのほか、野球、サッカー、テニス、ゴルフ、アメフト、陸上、水泳、バレーボール、チアリーディングなどたくさんのスポーツクラブがあり留学生も入部できます。
（バスケットボールや野球、サッカーはトライアウトあり）野球とサッカーは学生寮近くに綺麗な専用スタジアムがあり、地元の MLB マイナーリーグの試合にも使われます。とても綺麗スタジアムでした。
Residence Hall（寮）はココモ市のダウンタウンに位置し、毎朝と放課後帰宅時に学校のスクールバスで登下校します。治安の良いココモ市ですが寮の入り口はセキュリティーがしっかりとしてあり、且つ通りの前には警察署があるので安心できます。寮から歩いて3 分程の所には YMCA がありココモ高校の生徒は自由に使うことができます。週末は寮主催のアクティビティが用意されており自由に参加する事が出来ます。
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