中西部ウイスコンシンのおすすめ私立高校
2015 年 9 月下旬ウイスコンシン州最大の都市ミルウォーキー市に位置する私立高校、ウイスコンシン ルスラン高校（WLHS）へ行ってきました。ウイスコンシン州のあるエリア一帯は、アメリカでは、ミッドウェスト 「中西部」呼ばれています。ニューヨーク、ボストンの東海岸やロサンゼルス、サンフランシスコなのどの西海岸に比べて物価も学費も安く、また日本人も少ないのが特徴です。
1903 年創立の WLHS はミルウォーキーの中心から少し離れた場所にあるので、周辺も静かで落ち着いています。
WLHS は小規模の学校なので、先生と生徒の距離が近く、学校スタッフも各生徒の事をよく知っている様子でした。私立高校ですが、制服は無く全生徒私服で学校に来ているので公立高校のようなカジュアルさを感じる学校です。
留学生の受け入れも行っています。入学基準に高い英語力は求めておらず、TOEFL JR, TOEFL iBT, などの英語査定テストのスコアを目安として提出をします。（日本人は英検 2 級でも Okay!）必ずスカイプによるインタビューがあるので、そこでの受け答えが最も重要となります。
入学すると、留学生には、ESL と呼ばれる留学生用の英語クラスが設けられているので、そのクラスで英語力を伸ばすことが可能となります。また、留学生は、全体の 4 % 程しかいないので、留学先の環境としても非常にいいと思います。
クリスチャンスクールであり、留学生をビジネスとして捉えていないという WLHS のポリシーで、授業料を含めてプログラム費用は他校に比べて比較的安価です。
クラスルームを含めた学内施設を見学して留学生が宿泊している Residence Hall を最後に見せてもらいました。 ボーディングスクールと言ってもイメージするような大きなビルディングが学生寮となっているのではなく、写真のようなキャンパス内にある一軒家に 6 名の留学生と 1 名の管理人にそれぞれプライベートルームが与えられ生活を共にします。この滞在方法は、WLHS ならではの特徴です。
12 年生になると地元の成績優秀者は地元の大学で授業を履修できます。高校の単位になるだけでなく卒業後に、大学の単位としても認めてもらえるそうです。
各入り口のドアはロックがかかっているので外部からの侵入もできないようになっておりセキュリティーも万全です。
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