私立校はそれぞれの宗教に基づいた理念で運営されている学校が多く、インターナショナルスクールも含まれます。寮制(ボーディングスクール)の学校も多く、その場合留学生は寮滞在で留学生活を送ります。

私立校は公立校に比べ、少人数制が確立されており、進学相談やアドバイスも学内で充実しているため、卒業目的・複数年の留学、スポーツや音楽を目的とした留学にお勧めです。

ブリティッシュコロンビア州

カナダ最西部に広がる州、略してBC州と呼ばれています。

州都はバンクーバー島南部のビクトリア、そして西の最大都市バンクーバーが有名な2都市です。

内陸部には豊かな自然が広がり、州内には850もの公園、自然保護区があります。北米一のスキーリゾートとして有名なウィスラーもまたBC州の主要観光地です。

都市部には特に世界各国からの移民が集まり、多様な文化を認め合うBC州を形成しています。
バンクーバーやビクトリアは年間を通じて、温暖で過ごしやすいという気候も人気があります。

マニトバ州

カナダの中央部、オンタリオ州の西側に位置するマニトバ州は、「カナダのへそ」と呼ばれるほど、広大な平野が広がる地域です。

州都のウィニペグに人口は集中し、一大都市を形成しています。

主な産業は農業・鉱業・観光業・エネルギー産業など。夏は湿度が少なく過ごしやすく、冬場は雪が降り、マイナス20度以上になることもありますが、年間を通じて晴れの日が多く、季節を問わず野外でのアクティビティを楽しめます。

トロントやバンクーバーに比べると、移民や留学生の割合が少なく、英語を第一言語とする人が多いエリアです。

オンタリオ州

首都オタワのある政治・経済の要となるエリア。

カナダの州の中では一番人口が多く、GDPの高い州です。トロント周辺には多くの移民が集まり、多様な文化圏の中で共存しています。

夏場はさわやかな気候が続きますが、冬場は凍った川でスケートを楽しめるほどの寒さを体験できます。ナイアガラの滝などの観光スポットも有名です。

首都オタワ周辺は、政府機関の集まるエリアであり、優秀な学校が多いと言われています。

ニューブランズウィック州

カナダ東部、大西洋に面したカナダの中では小さな州です。

フランス語を母語とする住民が人口の3割を占め、英語・仏語の2言語を公用語としています。

夏は25度を超えない、さわやかな気候ですが、冬場は最高気温がマイナスで積雪もあり厳しい寒さが続きます。

州都はフレデリクトン、フレデリクトン国際空港から市内中心部は車で約20分という好アクセスです。最大都市はモンクトンです。

州内には、ニューブランズウィック大学とセントトーマス大学、モンクトン大学があり、重要な教育の役割を担っています。1997年に開通したコンフェデレーション橋を渡ると、お隣のプリンスエドワード島州へも行くことができます。