森 洋平 さん 3
留学期間2009年4月~2010年3月
留学時大学生
プログラム春.夏学期:10週間 英語集中コース 秋学期: ACP ビジネスアドミニストレーション
冬学期:インターンシップ
留学先カリフォルニア大学アーバイン校

私が留学を決めた理由は英語力の向上です。将来、仕事をする上で英語を話すことは当然と考え、またそうなりたいと思っていました。しかし、元々英語を全く勉強していなかった私は自分で勉強をするにも英語の勉強の仕方が分かりませんでした。今から学ぶには留学以外の方法は思いつきませんでした。また、趣味が読書と映画、海外ドラマ鑑賞です。英語の原本を読みたい、映画や海外ドラマを字幕なしでも観られるようになりたいという思いもありました。そういうものの影響から海外、特にアメリカでの生活も憧れていました。

Irvine、UCI には一度、大学の語学研修プログラムで訪れました。長期留学は本格的に考えていませんでしたが、実際の現地の生活を体験する為にプログラムに参加しました。結果、長期留学を決意することになりました。短い期間でしたが訪れると今まで出会うことのなかった人々との出会い、英語を話すことの難しさと楽しさを知り、どうしても英語を学びたいという気持ちで一杯になりました。この時に新井さんにお世話になり、サポートを知りました。長期留学の留学先には多くの候補地、プログラムを検討しました。最終的に Irvine、UCI を選びました。初めてで勝手が分からない土地に行くよりも効率的に英語の勉強が可能だと思ったからです。また、サポートも面識のある方にお願いできるので生活面でも安心できました。
さん森 洋平

留学は ESL の 10-Week を 2 回受け、ACP の Business Administration、インターンシップという流れでスケジュールを立てました。まず英語は日常会話すらまともに出来ない状態だったので、ESL を受けることは絶対に必要でした。そして、Business Administration の受講には TOEIC のスコア 710 が必要だったので、スコアアップも同時に目指しました(留学開始の時点で TOEIC 400)。実際、留学はこのスケジュール通りに進めることが出来ました。10-Week ではリスニング、リーディング、スピーキングのクラスがそれぞれあり総合的に英語力を伸ばしていくことが可能でした。最初は Level 3 からのスタートでした。授業が全て英語だったので最初は先生が話していることすら理解するのに苦労しました。けれども、授業に毎日出席し、先生の話をよく聞く、宿題をきちんとするというこれだけで英語力は確実に上がりました。やっている内容も高校でやったものと同じように感じる部分も多くありますが、理解していないところも当然あるので、プレイスメントテストで振り分けられたクラスのレベルは満足できるものでした。クラスメートは同じレベルの人が集まります。英語が話せなくても聞こうとしてくれるのでコミュニケーションも取りやすかったです。私は英語力を早く伸ばしたかったので、クラスで出された宿題だけでなく、自分で参考書を読み、テレビを観るなどして自主的に勉強を重ねました。また授業終わりにある TOEFL 特別講座も受講し、TOEFL に対する勉強もしました。とりあえずなんでもいいから英語の勉強がしたいと思って取りましたが、結果的には問題の解き方など TOEIC に活かせる部分も多くあったと思います。そうして過ごしていると大体 3 カ月しないくらいで英語が話せるようになり、授業もわかるようになってきました。そして、4 カ月くらいで TOEIC 710 に到達しました。

次に Business Administration を取りました。なぜなら将来に活かすことが出来ると思ったからです。様々な会社のビジネスモデルを学び、会社の経営について考えていくというスタイルでした。今までは英語を学び、今度は英語でビジネスについて学ぶということから、英語をアウトプットしていくことがより必要となってきました。周りは英語が話せて当たり前という環境だったので、英語を話すことにまだ抵抗を感じていた私には少し高いハードルでした。だから勉強量は増え、ビジネスの勉強と英語の勉強を両方しなくてはなりませんでした。当然、ESL で英語を勉強していたころよりもハードでやることも増えましたが、それでも英語力が向上していることがより実感でき、それがまた原動力となり学んでいくことが出来ました。

Business Administration が終わるとインターンシップが始まりました。インターンシップは UCI のスタッフと共に探していくのですが、私は幸運にも現地で知り合った知人の紹介からインターンシップ先を決めることが出来ました。インターンシップは今まで勉強してきた英語、そしてビジネスを活かすことのできる場所として最高でした。電話での対応、ボスとのミーティング、取引先の方とも少しお話することが出来ました。責任も伴いますが、非常にやりがいがあり、1 年間の全てを注ぐことが出来た環境にとても感謝しました。こうして 1 年間の留学生活を送ってきましたが、帰国直後に受けた TOEIC は 820 で英語力は TOEIC の点数で約 400 点伸びました。他にも生活面ではホストファミリーとの時間、現地の学生との交流、セメスター間の空いた時間で小旅行など有意義で密度の濃い時間を送ることが出来ました。

また、サポート内容にはとても満足でした。ホストファミリーの紹介、携帯電話の契約、銀行口座の開設、車の購入、免許取得時など大変お世話になりました。近くの日本食が買えるスーパーなど現地の情報を教えてもらったり病気になった時は日本語を話せるお医者さんに連れて行ってもらったりしっかりとサポートしてもらえたと感じました。また、サポートオフィスが UCI 近くにあるので少し相談したいことがあったら、すぐにオフィスで話しが出来たことが一番良かったです。